ギター初心者を中級者まで導く!?初心者向けギター講座

初めての作・編曲論〜ダイアトニックコードの使い方〜

「初めてのコード理論」の中でダイアトニックコードの意味とトニック、サブドミナント、ドミナントのそれぞれのコードの役割を説明しましたが 役割を知ったところで何に使っていいのか分からないと思われたかもしれません。 確かに言葉だけ覚えたところで実際役に立たなければ意味がないでしょう。そして使わない理屈は覚える事でさえ難しいと思います。
ここで覚えた知識を使ってページ下のコードを使い実際に作曲してみましょう。

コードプログレッション

コード進行、あるいはコード進行法と言えば分かりやすいでしょうか。メロディーに流れがあるようにハーモニー(和音、コード)にも流れがあります。
原則としてトニック、サブドミナントはダイアトニックコード上の全てのコードに進行できるのに対して、 ドミナントはトニック(代理和音含む)のみにしか進行できません(トニック以外へ進行している楽曲例は多々ありますが 現時点でははドミナントからトニック以外へは進行できないと考えてください)
つまりキーがCメジャーのダイアトニックコードで説明するとG7からDm7、FM7、Bm7(-5)へは進行できない事になっています。 下の譜例でファンクションをもう一度確認してみてください。
ダイアトニックコード/ファンクション

各コードの役割を意識してコードを使用するのはどういった場合かというと主に作・編曲の際ではないでしょうか。 作曲したメロディーにコードを当てはめてみたり、あらかじめ簡単なコード進行を決めておいて コードを弾きながら後でメロディーを乗せていくといった事も可能です。 これらはコードプログレッションなどを知らなくても出来るのですが知っておいたほうが確実に有利になります。
オススメの練習方法はダイアトニックコードのみで簡単な曲を作ってみる、また、好きなアーティストなどの曲を分析してみるといいでしょう。

早速作曲してみよう

トニックだとかドミナントだと一気に説明されても正直よくわからないと思います。習うより慣れろで音楽理論を意識しながらギターを使い実際に曲を作ってみましょう。

挫折しないために・・・

ルールを決めてみました。

1,使うのは以下のコードのみ。

参考コード

2,トニック、サブドミナント、ドミナントのルールに従いコードを並べます。

3,CM7コードから始まりCM7コードで終わる。

4,並べたコードにCメジャー・スケールのみを使いメロディを付けます。

これだけです。
最初から難しく考えると曲は完成しない、音楽理論は理解できない、と良いことはあまり無いので少なくとも最初の1回は出来る事に制限をかけてシンプルに曲を作ってみましょう。

スコアのルール

調号

譜面を見ながら「この曲はCメジャー」だとか「ここで転調してる」などと言われてもタブ譜やコード譜のみで生きてきたギタリストには辛いものがあります。 では、ドコで簡単に判断するのか?そこで、次の譜例です。
Eメジャースケール

この上下二つの譜面は両方ともEメジャースケールです。
違いは上段の譜面は半音あがる音が臨時記号(次の小節では無効になる) で書かれていて下段の譜面は「調号」で示されています。

調号とは各調での構成音を示す記号です。
ト音記号の隣に♯が四個並んでいますね?これが調号であり、この調号ではEメジャーを示しています。
調号はCから数えてキーが完全5度上昇するごとに♯が1個ずつ増えて、「ファ」「ド」「ソ」「レ」「ラ」「ミ」「シ」の順番で付いていきます。

反対にキーがCから完全5度下降していくと♭が1個ずつ増えます。♭の場合は♯の調号が付く順番が逆さまになり「シ」「ミ」「ラ」「レ」「ソ」「ド」「ファ」となります。

五度圏(サイクル・オブ・フィフス)

五度圏とはある一つの音から完全五度上昇または下降進行を連続して行った際にできる循環図の事です。
音楽理論においてサイクル・オブ・フィフスは様々な使い方がされています。
サイクルオブフィフス


例えば調号が1つ付く場合、Cから完全5度上昇すればGとなります。 同様に完全5度下降する場合はFとなりサイクル・オブ・フィフスから見れば隣あっています。
つまりCを中心に調号が増える順番に並んでいるのです。

また、X7→TやX7→Xのコード進行をドミナントモーションと呼びます(他にもあります)
ドミナントモーションとはドミナントコードの不安定さを解決するためのコード進行方法なのですが、 サイクル・オブ・フィフス上の各音を7thコードとして考えた場合(CならC7) このドミナントモーションを連続すると、5度下のキーへ転調しながら進む事が出来ます。 特にジャズ系を目指すギタリストは必ず覚えましょう(サークル・オブ・フィフスを反時計回りに読めばドミナントモーションになります)

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